心をやわらかにくすぐる、
甘酸っぱい苺とアイスクリームの思い出。
ヤロスラヴァのしあわせな記憶を香りにのせて
最初に香り立つのは、ヤロスラヴァの愛した
ストロベリーと紅茶を思わせるベルガモットの味わい。
甘酸っぱいぬくもりは、誰の心にも
幼い日の無邪気な高揚感を呼び覚まします。
そのしあわせな追憶に浸っていると、
香りはいつしか、ハーブとジャスミンの
パウダリーな華やぎへ。
それはまるで、花冠を身につけた
かの有名な肖像のように。
可憐な愛らしさの中にも堂々たる品格、
平和を願い続けた彼女の
しなやかな意志までも感じさせます。
ラストはミュシャの包容力を思わせるウッディノートと
ヴァニラのアイスクリームがとろけあい、
甘美でなめらかな余韻を残して。